室内で帽子とは如何に?
2006-02-04


 以前にも触れたことがあるが、土曜日の昼前にはTVのチャネル権は私にはない! NHK教育TVの「俳句王国」というプログラムを見るためである。

 私には余り興味のない俳句であるが、TVを置いてあるリビングにいるときは無理やりにお付き合いさせられる。このブログを書いている今もその通りである。

 その俳句王国には、投稿者以外にゲストが呼ばれている。多分テレビずれしている人種から俳句が分かる者が選ばれてきたのであろう。今日は“吉田 某”という者である。
 番組が始まって驚いた!彼は帽子(ハンチング・鳥打帽)をかぶったままで出演している。
 いつの間に、このようなことが許されるようになったのか? 室内での帽子は、淑女の被るものは昔から許されていたが(西欧の習慣であろうが)、男子の場合は、帽子を脱ぐのがエチケットであった筈である。

 先日は東京都知事との対談で帽子を被ったままの“テリー 云々”という男をみて「何と失礼な!」、知事も文句を言わないのかと驚いたこともあるし、料理を食う画面で帽子を被ったまま、握り箸という情けない格好をした若者ならぬバカ者を見せ付けられることはしばしばある。
 でも、今回は「教育テレビ」の中で、である!何としたことであるのか?

 このようなことをTV上で許していては、批判力の未熟な子供たちへの影響が心配である。この状態がNHK教育TVにまでもが汚染されたかと思うと情けなくなってしまう。何とか声を上げなければならないのか!

 ところで“帽子”とは、何なのか?
 照りつけるような日の光を避けるために被るもの、雨や上から落ちてくるものから頭を守るために被るもの、風で髪の毛が乱れないために被るもの、もう一つあるかな、ハゲをかくすため。ハゲは別として、これらは屋外での使用である。従って、屋内では脱ぐのが常識であろう。
 一方ご婦人が室内で被っている帽子は、上の目的とは異なり、おしゃれをするために被っている筈である。したがって、屋内でも認められているのである。

 男どもよ、格好だけで、そんなに自己主張をしたいのならば、鳥の羽のビラビラやレースのカーテンでも縫い付けた帽子を被ってTVに出てきてはどうだ!

[色々のこと]
[思いつくまま 雑記]

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